統合失調症 妄想

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統合失調症の患者が抱く妄想には、漠然とした恐怖や不安を抱くものから、「世界は滅ぶ」というようなとんでもない確信をもつようなものであります。

ほかには、大勢の人がいる場所で、誰かがペンやハンカチなどを落としたとき、それは自分への一斉攻撃の合図だと思い込むというケースもあります。

また、「自分は日本中の嫌われ者だ」などと根拠のない確信に支配されることもあります。

共通するのは、どれも自分にとって不利なもので、嫌われている、ストーカーにつけられている、ねらわれている、恋人が浮気している、悪口を言っているなど、自分が被害を受ける内容のものばかりです。

感情の障害

家族が大病にかかると悲しむものですが、なぜか大喜びしたり、頑張って難関大学を合格した長男を家族で祝っているのに、一人だけとてつもなく悲しむというふうに全く逆の反応を示すこともあります。

また、どうでもいいようなことで爆発するのに、宝くじ3億円が当選してもほとんど感情が変化しないという場合もあります。

つまり、普通の感情の反応ではなく、明らかに感情の表現が障害を受け、おかしくなっているのです。