統合失調症の初期症状

異変が出現

統合失調症というのは、急に症状が激しく表れるわけでなく、はじめはちょっとした生活の中の異変として始まります。

たとえば、家族を避けるようになった、食事をとる量が減った、生活がだらしなくなってきた、理由もなく会社を早退してきたり、休んだりするといったちょっとした異変です。

幻覚、幻聴などもこの段階ではまだ時々しか発生しませんが、徐々に頻度が増してゆきます。

ある日、「かかとが痛い」、「がんにかかっている」などと突然言い出し、医者にかかって、異状なしとなっても、本人はずっとそれに異常なほどの執着を見せます。

この初期の段階で発見でき、治療を開始できると予後が明るいといわれています。

急性期

幻覚、幻聴、被害妄想などが本人のうちだけでは収まらず、徐々に周りの人を巻き込んでいくようになります。

家族や友達、会社の人といった、知っている人だけでなく、全然知らない人も巻き込むようになってゆきます。

本人も絶え間なく振り回されるようになり、パニックに陥ったり、ひどく落ち込んだりと感情の上下も激しいのがこの急性期の特徴です。