統合失調症 緊張型と無反応型

落ち着いているかそれとも

緊張型は大きく2つのタイプに分けられます。

興奮型

まずは、落ち着きに欠ける、大騒ぎの「興奮型」です。

このタイプは特に興奮する理由がないのに、落ち着きなく歩き回ったり、大声を出したり、永遠としゃべり続けます。

これは、周りの人にはわかりませんが、本人にのみ理解できる理由があります。

本人が心の中で何かの不安に襲われ、それが極みに達して耐えられなくなったときに、この症状が出てきます。

時には自分の着ている服をビリビリに破ったり、誰かに危害を加えることもあります。

症状が出る条件や環境に一貫性がなく、いつ、どこで、どのように興奮しだすか全く予測不能な面があります。

無反応型

もうひとつは、意識があっても反応がない「無反応型」です。

これは植物人間のような状態で、一日中壁のほうを見たまま動かなかったり、天井を見たまま固まっていたりします。

家族が声をかけても、食事を持って行っても、全く反応しません。

しかし、興味深いことに、患者はこのような状態にあっても、何があったかは普通に覚えているのです。

後々になって、患者が質問にも答えられるようになってから尋ねてみると、かなり正確に答えてくれるから不思議なものです。