統合失調症 妄想型

妄想してしまう

妄想型

この妄想型の統合失調症は終始一貫したストーリーを持つ妄想や幻覚を特徴としています。

発症年齢が比較的若く、30歳前後という特徴もあります。

本人の主張は、幻覚、妄想からきているので、周りの人には納得できるものではありませんが、思考がはっきりしており、言うことが最初から最後まできちんとつながっています。

このタイプの統合失調症は妄想、幻覚以外の症状がほとんど見られません。

本人は妄想をもとにして、周りの人にはわからないことを言うので、「変な人」と見られることも多いですが、他の症状がないため病気だと気付かないまま、そのままの生活をしている人もいます。

当人はもちろん、自分が統合失調症であるとは思っていませんから、自分から進んで病院へ行くことはよほどのことがないとありません。

周りの人が、明らかにおかしいと気づいて、当人を病院に連れて行く頃には、当人の妄想、幻覚が周りの人に迷惑をかけるレベルに達していることが多いです。

患者の妄想・幻覚がどのようなものかにより周囲にかかる迷惑も変わってきますが、たとえば、「周りの人が自分を傷つけようとしている」といって、警察に駆け込んだり、「自分のことを中傷する報道をしている」とテレビ局に怒鳴り込んだりと、家族や被害を受けた人はたまりかねて、やっと本人を病院へ連れて行く結果となります。