アルツハイマー 介護に失敗はつきもの 訪問者にできること

失敗はつきもの

アルツハイマーを患う人のために最善を尽くして、 できる限りのことをしてあげたいと思うのは賞賛に値します。 しかし、何事も完璧にできる人はいません。

考えられることすべて当てはめるのは難しいことでしょう。 特に、重い荷を負っている人や家族の他の責任を顧みなければならない人はそうです。

介護者がいらいらして自制を失い、 敬意をもってアルツハイマー病の人を扱い損なうことも時折あるでしょう。

そうしたことが生じた時に大切なのは、 罪悪感にさいなまれてしまわないようにすることです。

この病気の特徴として、 本人は恐らくその事をすぐに忘れてしまうということを覚えておきましょう。

介護者はだれも完全な人間ではありませんから、 アルツハイマー病の人の介護という難しい仕事において失敗は予期できることです。 自分に完璧さを求めず、むしろ、よくやっていると、認めるくらいの気持ちが必要です。

訪問者はどのように助けになれるか

アルツハイマー病の人は知的能力が低下しているため、 普通、世の中の出来事について深く話し合うことはできません。

しかし、過去のことについては違うかもしれません。 特に初期の段階においては、長期的記憶はほとんど損なわれていないことでしょう。

アルツハイマー病の人は多くの場合、昔のことを回顧するのを楽しみます。 ですから、これまで何度も聞かされていても、その人の大好きな話をしてもらってください。

そうするなら、しばしの間、患者は幸せな気持ちになれるかもしれません。 同時に、なかなか休息できない正規の介護者に休憩を取らせてあげることになるかもしれません。

実際、患者の介護をある期間、例えば半日でも引き受けることが可能なら、 正規の介護者は大いに充電できるでしょう。