自律神経失調症 関係している原因

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感情や生活とは関係なく、順調に働いているようにみえても、無理をするとやはり自律神経も調子を崩してしまいます。

自律神経は私たちが思っている以上にデリケートなのです。自律神経のバランスをが崩れやすい要因にはどのようなものがあるのでしょうか。

生活リズムの乱れ

自律神経は一般に朝は起床とともに交感神経のはたらきが活発になり、お昼頃ピークを迎え、夕方から夜にかけて下降します。

逆に、朝からお昼にかけて下降し、夕方から夜にかけて少しずつ活発になってくるのが副交感神経です。

つまり、脳や体が活発に活動しているときは交感神経が働き、体を休める休息のときや夜間などは副交感神経が働いています。この交感神経と副交感神経は約12時間の周期で入れ替わりながら繰り返されています。

それが残業や夜更かしなどで休息する時間に休息できず、入れ代わりがスムーズにできなくなると、自律神経はバランスを崩し始めます。

休めない日が1日や2日程度であればまだしも、長く不規則な生活が続くと自律神経は徐々にバランスを崩し、それは体調不良となって表れ始めます。

ストレス

嫌なことがあってむしゃくしゃしたり、遅刻しそうになってハラハラしたり、イライラしてストレスがたまったりすることは誰にでもあるものです。これらの人間の感情も、自律神経に影響を及ぼします。

うれしい、たのしいといったプラスの感情なら問題ありませんが、イライラ、ビクビク、悲しいなどのマイナスの感情が問題なのです。

そのひとつひとつは短時間ですんでも、頻繁に繰り返されると自律神経に悪影響を与えてしまいます。

ですから、マイナスの感情が生まれやすい状況に置かれると自律神経のバランスは崩れやすくなるということです。

たとえば、仕事の人間関係がうまくいかない場合に、自律神経のバランスは崩れやすくなります。

逆に無職ということも自律神経のバランスが崩れやすいということが知られています。特に半年以上の間、仕事についていない場合にはバランスが崩れやすいと言われています。

これは、自分の中に閉じこもってしまうために考え方がマイナス思考となってしまう事による影響が大きいと見られています。

夏場の冷房

これは夏に多く見られますが、強い冷房の効いた室内と暑い戸外への出入りが増えるため、自律神経は1日に何度も体温や発汗の調節をしなければならず、いわば過労状態となってバランスを崩してしまいます。

強すぎる冷房は知らず知らずのうちに体へのダメージになってしまいますので、できるかぎり自分の過ごす生活環境の温度差が大きくならないように注意しましょう。

アンバランスな食生活

食事の栄養バランスも大きな原因のひとつです。特に気をつけたいのが、糖分の摂り過ぎが招くビタミン不足。さらにアルコールや油分の摂り過ぎなども自律神経のためにはよくありません。

病気

更年期障害やうつ病、ホルモンの病気などによって自律神経が乱れることもあります。こうなると体調不良の悪循環に陥っていきますから、「ただの疲れだろう」などと軽くみずに、長引く場合はぜひとも一度、医師に相談してみてください。