非定型うつ病(新型うつ) 家族との関連や双子の場合

双子の場合

双子の場合、47.3%

家族の中に非定型うつ病の人がいる場合、 そうでない人に発症する確率はどうなのでしょうか。双子の例で考えてみましょう。

一卵性双生児は、二人ともまったく同じ遺伝子をもっていますが、 二人ともが非定型うつ病を発症する確率は47.3%です。同じ遺伝子を持っている場合、このように、約50%の確率で二人とも発症します。

発症確率は半分

このことは、遺伝子的な要素が発症要因として十分考えられるヒントとなります。しかし、逆に考えると、残りの約50%は発症しないということになります。

ほかの調査によると、非定型うつ病の人の約7割は、 両親のうちどちらかがうつ病であったという報告もあります。こうした結果から、遺伝子的な要因はやはりあると考えられます。

そして、家族は遺伝子レベルだけでなく、同じ屋根の下で20年以上過ごすわけですから、日常生活の過ごし方やストレス体験の対処なども似てきます。

家族の中に、特に親がうつ病であったりすると、その考え方、ストレス対処の仕方さえも幼い頃から子供たちが学び、同じような対処の仕方になってしまうことがあると考えられます。