うつ病と非定型うつ病(新型うつ)の違い

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うつ病と非定型うつ病にはどのような違いがあるのでしょうか。 以下にそれぞれの特徴を挙げ、違いに注目してみます。

うつ病と非定型うつ病の特徴
うつ病非定型うつ病
気 分・集中力がなく、ボーッとしている ・つねに落ち込んでいる ・やる気、興味の喪失 ・趣味もできない ・自責の念が強い ・身だしなみにも無頓着・集中力が散漫 ・好きなことには好反応 ・イライラ、怒りっぽい ・くよくよ悩む ・他罰的になりやすい ・強不安や怒り爆発
性 格・まじめタイプ ・きちょうめん ・責任感が強い ・マイナス思考 ・八方美人・いわゆる「よい子」 ・自己主張しない ・他人の目を強く気にする ・マイナス思考
時 間・朝~午前中に憂うつ ・一日中憂うつ ・夕方少し気分回復 ・別名朝刊シンドローム・夕方~夜に憂うつ ・深夜に一人で泣いたりも。 ・別名夕暮れうつ病
睡 眠・睡眠不足 ・早朝目覚め ・なかなか寝付けない ・夜中に目が覚め、眠れない・過眠(眠りは浅く短い) ・いくら寝ても眠い ・1日10時間以上寝る
食 欲・食欲低下 ・体重減量傾向 ・性欲低下・過食 ・よく甘い物を食べる ・体重増加傾向 ・性欲増加もあり
患 者・中年期の男性に多い・若い女性に多い
その他・倦怠感が強い ・体調や気分に大きな変化はなく、 ずっと低迷した感じ ・周囲にも調子が悪いと分かる・疲労感が強い ・体調や気分の変化が大きい ・病気だと気づかれにくい

うつ病と非定型うつ病は別物

これまで、非定型うつ病についてはあまり知られていませんでした。

ですから、一般的なうつ病の症状に当てはまらない場合、 「ちょっと変わったうつ病」として扱われたり、 単なる「性格上のもの」として見過ごされることが多かったのです。

このように、うつ病と非定型うつ病では特徴に大きな違いがあります。ですから、両者の治療法も違ってくるので、 非定型うつ病をうつ病の治療法で治そうとしてもうまくゆきません。