非定型うつ病(新型うつ)の特徴 誤解されやすい

気分が乗らない

非定型うつ病はうつ病の一種ですが、うつ病ほど一般には知られておらず、単にうつ病と診断されたり、ほかの心の病気と診断されることも少なくありません。

場合によっては、単なる「性格上の問題」、「わがまま」などと誤解されてしまうこともあります。

なぜそのように誤解されやすいかというと、 非定型うつ病の症状の中には、 自分が嫌いなことにはやる気がなくなり、自分が好きなこととなるとやる気がでてくるというものがあります。

これを病気のことを考慮に入れずに考えたときに、単なる本人の「わがまま」、「きまぐれ」などと 誤解される結果を招くことがあるのです。

好きなことはできる、嫌なことはできない

また、この非定型うつ病は、その患者のうち7割が女性で、 しかも20代の女性に多く見られます。この世代は社会的に見ても、 まだまだ巣立ったばかりの若鳥で、弱い立場にあります。

ですから、いざ病気が発症したときに、 知識や理解が不足している周囲の大人たちが 甘やかされて育てられてきた結果だ、本人が弱いなどと、本人が傷ついてしまうような結論を下してしまいかねないのです。

非定型うつ病の特徴の一つである 「自分が好きな事には興味をもてる、しかし、嫌いなことにはやる気を失う」… これを「気分反応性」といいます。

こういう特徴のほかに、非定型うつ病には、 過食・過眠、人間関係に過敏、激しい疲労感、 パニック障害や不安障害を併発しやすいなどの特徴もあります。