パニック障害 問題と向き合う

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パニック発作を抑えることは可能です。パニックを恐れるあまり家に閉じこもる多くの人たちは、エクスポージャー法から助けを得てきました。

この治療を受ける患者は、自分の恐れている状況にあえて身を置きます。意図的にパニック発作を引き起こす荒療法といえます。

発作が生じるため、パニックが静まるまでそのままでいるよう援助を受けます。これを繰り返すことにより、少しずつ免疫をつけてゆく方法です。最初はきついものですが、数を重ねるごとに耐性が上がってゆきます。ポイントは当人が我慢できる範囲で行い、無理をしないことです。

注意点として、心臓疾患、ぜん息、消化性潰瘍、結腸炎のような病気を持つ人は、この治療法を試みる前に医師に相談したほうがよいでしょう。

少しずつ取り組んでゆく

完全主義や自尊心の弱さは、パニックの温床です。

パニック障害を持つある人は、「不安発作が起きていたときは、“塞ぎ(ふさぎ)の虫”に生活を支配されていました。自分は不安を抱えているからほかの人より劣っている。だから人に好かれないんだ、と自分に言い聞かせていました」と述べています。

そうした態度を良い方向に変えるなら、パニックに至りかねない不安を軽減できます。信頼できる友人に自分の不安を打ち明けることには、大きな価値があります。

不安の種を話すことは、パニック障害を持つ人が、我慢しなければならない問題と解決できる問題を区別する助けになります。

一度に取り組むと無理がかかる

多くの場合、山のように大きな問題一つというよりは、小さくて一見何ということもない悩みの積み重なりがパニックを引き起こします。同じコンセントで電気器具をたくさん使うと、ヒューズが飛ぶのとよく似ています。

一つの解決策は、問題を一つ一つカードに書き出し、一番簡単な問題から一番難しい問題へとカードを並べることです。圧倒されないように一度に一つずつ、問題に取り組んでください。

悩みを書き出すことで、恐れたり避けたりしている問題も、頭で整理・理解し、少しでも向き合える問題に変わるのです。

中には,処方された精神安定剤や抗うつ剤の助けを借りている人もいますが、薬だけが万能薬というわけではありません。薬は、本当の答えを探すかたわら、補助的に用いるべきものです。もちろん、薬を服用すればより活動的になれるかもしれません。

活動的になれば、パニック発作の原因に取り組み、回復を目指して努力するための別の助けを探す機会が得られることになります。