パニック障害 依存症との関連

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パニック障害を持つ人が避けたほうがよいとされる物質にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは幾つかの依存症を例を取り上げて考えてみます。

カフェイン

パニック発作はカフェインの作用で起こりやすいといわれています。コーヒーやコーラ、紅茶、緑茶などの飲み物が好きな人も多いと思いますが、これらには多少のカフェインが含まれています。

普通、カフェインは毎日250ミリグラム以上摂取し続けると、依存症になると言われています。カフェインの量は、だいたいコーヒーカップ1杯(120ml)で69gです。ですから単純に考えると、毎日コーヒーを飲む場合、3杯くらいまでに抑えておくと依存症は避けられそうです。

コーラはコーヒーの半分から3分の1と言われていますので、500mlのペットボトルで、92~140gです。

過剰摂取は避けたいところですが、すでに依存症になっている状態で急にやめると、離脱症状が生じ、吐気や頭痛、疲労感、不安などを訴える場合があります。ですからその場合は、少しずつ量を減らしてゆくのが良いようです。

個人差があるものの、パニック発作はカフェインの作用で起こりやすくなりますので、可能ならできるだけ控えるほうが賢明です。

ニコチン依存症

ニコチンといえば「たばこ」。たばこはゆっくり吸えば興奮、急いで吸えば鎮静という効果があります。

興奮状態はパニック発作を招きやすい状態ですし、たばこが健康によくないのは明らかですから、努力してでも吸わないようにするのが一番です。受動喫煙も関係していますから、煙を吸い込まないことに越したことはないでしょう。

アルコール依存症

アルコールは不安を一時的に忘れさせてくれる効果があります。一時的に不安を忘れ、パニック発作にならずに済むかもしれません。

しかし、効果が切れたときにリバウンドが生じ、さらに強い不安に襲われます。そこはパニック発作が生じやすい弱点となります。ですからやはり、不安を紛らわすためにお酒の力に頼らないようにすることが大切です。

パニック発作を回避できた代わりにアルコール依存症になってしまうとどうでしょうか。気分は不安定になり、判断力低下や、攻撃性増加など、長期的に見て、非常に生きにくい毎日になってしまいます。

薬物依存症

たばこもそうですが、依存性のある薬物には、咳止めシロップ、覚醒剤、シンナー、麻薬などがあります。ある種の抗うつ薬や睡眠薬でさえ依存性があります。

一度薬物を使い、脳が快感を覚えてしまうと、あっという間に依存症になります。結局のところアルコールと同じく、問題をすり替えるに過ぎません。処方されるような薬の場合は別として、百害あって一利なしですので、これらに逃げないようにしましょう。癖になります。