パニック障害 落胆となる再発

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どんな心の病気に対してもいえることですが、治療を始めて明日、あさってには完治というふうにはゆきません。

根気よく治療を続けて、すっかり快復したと思っていても、不意にパニック発作が再発することがあります。

一般的にパニック障害は再発率が高いと言われています。よくなりつつあった途上での再発は大きなダメージとなります。

しかしこの段階での再発は、ほとんどの場合、最初の発作の時のように何度も続けて起きることはなく、症状も軽くなっていると考えられます。

初めての経験ではないので、自分の身に何がおきているのか理解しています。自分の身に生じているのはパニック発作です。

そして、「死ぬかもしれない」という恐怖を今までの発作を通してさんざん味わってきましたが、人間はそう簡単に「死ぬわけではない」ことも経験から知ることができました。

起きてしまった再発発作は仕方のないこととして、さらに前進していけるよう策を講じるのはどうでしょうか。

さらにできること

不安に襲われそうになったとき、自分流の対処法を見つけておくのは助けになります。たとえば、ある人たちはこんな方法で対処しています。

不安なとき…ゆっくりと腹式呼吸、数を数える、ガムをかむ、サングラスをかける、歌をうたう、電話をかけて誰かと会話する、どこかをつねる、頭を冷やす、ポケットにお守りを入れておく、文庫本を持ち歩く、冷たい水を飲む、朗読する、傘を持ち歩く、ベルトをゆるめる、自分へのチャレンジの機会とする、抗不安薬を飲むなど、自分流の対処法を見つけています。

また、自分に暗示をかけるわけではありませんが、自分に言い聞かせるのも役立つかもしれません。

たとえば、「これは訳のわからないものではなく、パニック発作だ」、「死ぬわけでない」、「30分以内には必ずおさまる」などというふうにです。

どんな方法にせよ不安が生じたときに、発作へと発展する前に不安をやり過ごせるよう自分に合った方法を見つけておくなら、再発防止への強力な武器を手にしたことになるのです。