更年期障害 体内時計がきちんと動いている証拠

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更年期により女性の生産的な生活は終わってしまうわけではありません。出産と子育ての役割が他の役割へと変わってゆくのです。

最終の月経期間が終わると、その女性の気分は、月ごとに訪れるホルモンの周期によって動揺させられることがなくなり、もっと安定するのが普通です。出血もなくなり、貧血からも遠ざかるかもしれません。

それは、女性が人生の生殖可能期に別れを告げる移行過程の現われです。思春期、妊娠、出産などもホルモンや体や感情の変化を伴う移行期です。

ですから、更年期はホルモンの作用によって女性の人生に変化を生じさせる最後の時ですが、唯一の時というわけではありません。

したがって、更年期は人生の一段階です。更年期は危機、大変化というよりは、「もう一つの変化」なのです。

女性の繁殖力に終わりがあるのは、そのはじまりと同様、自然の法則にしたがったものです。年を重ねてからの出産は身体に多大の負担を強いますから、限界を超える前に妊娠・出産機能が終了するのは身体にとって優しいことです。

閉経が訪れたということは実際、体が健康な証拠であり、体内の時計がきちんと動いている証拠なのです。