非定型うつ病(新型うつ)の特徴 過食・過眠

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過食

「過食」とは、一般的に週3日以上むちゃ食いをしたくなる場合や、 実際に週2日以上むちゃ食いをしてしまう状態のことをいいます。

非定型うつ病の特徴の一つにこの「過食」が挙げられます。自分にとって嫌なことがあり、 気分が落ち込んだ時に食べたくなる場合が多いようです。特に、甘いものが大量に食べたくなるという傾向があります。

糖分には抑うつ気分を和らげる効果があると言われており、これも甘いものが食べたくなるということと関係があるのかもしれません。

「過食」というと、「過食症」のことが思い出されますが、過食症と違うところは、食べた後、吐いたり、下剤で強制的に排出するといった異常行動など、体重増加を極端に恐れるという特徴が弱いところです。

しかし、患者のほとんどが若い女性ですから、甘いものを大量に食べることにより生じる体重増加の結果に面し、自己嫌悪でさらに憂うつな気分になる悪循環は避けられません。気が紛れるのは食べているときだけのようです。

過眠

非定型うつ病の特徴にはこの「過眠」もあります。 これも過食の場合と同じように、嫌なことがあり、気分が落ち込んだ時によく起こります。

非定型うつ病の過眠の特徴としては、一日10時間以上眠る、またはベッドの中にいる… そのことが週3日以上あるというものです。

目覚めてもやる気が起きず、また寝てしまうというように、長時間、寝て過ごします。非定型うつ病のほかの特徴である「鉛様疲労感」(手足に鉛が詰まったような疲労感)も手伝い、なかなか床から起き上げれないのです。

このような状態ですから、睡眠のリズムが崩れ、家事や学校や職場を休みがちになり、日常生活に支障をきたすようになります。

そして、過食と併発する場合、「たくさん食べて、たくさん眠る」ことになるので、それは体重増加という結果を招くことになるのです。3ヶ月に体重の5%以上の増加があると、非定型うつ病の症状とみなされます。