対人恐怖 恐怖の理由

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コミュニケーションの取り方がわからない

いつも接しなければならない会社の人や学校のクラスメイトとの関係は悩みの種となりがちです。いったい何を話せばよいのか、どんなふうに声をかければよいのかさっぱりわかりません。

話しかけてくれたとしても、どう返答すればよいのか分かりません。いろいろ考えているうちに嫌になってしまいます。

どこにいても孤立してしまう

自分以外の人はみんな仲が良いように思え、とても入り込めないように感じることがあります。溶け込もうとしても自分だけ浮いているように感じ、どうしても孤立している感じがします。

日本においては、場の空気を読むことが大切にされがちです。そのため、自分が無口でいることによりその場の空気をさめたものにしてしまっているのではないか、 自分はここにいないほうがいいのではないかなどと考えてしまうこともあります。

そうしているうちに、だんだんと人との接触そのものに苦痛を感じるようになります。話すのが苦手とはいえ、人そのものが嫌いではないケースも多く、 ほとんどの人が内心、仲良くなりたいと思っています。

しかし、何も言わないと、なかなか人と深い仲にはなれないので、難しいところです。これも、すぐに打ち解けられる外交的な人にはわからない悩みです。

深読みしてしまう

この病にかかると、他の人の言葉や表情を深読みしてしまいがちになります。他人の心の中を推測しては落ち込んだり、 人との接触が怖くなったりする場合があります。

他人の反応にひどく敏感になっているのです。そしてその深読みはたいてい、自分が嫌われれている、 自分の悪口を言っているなど、マイナスの結論に至っていることが多いようです。

家以外のところはほぼ苦痛

家族やごく親しい人の前では自分らしくいることができるのに、 それ以外の人間関係ではどんな相手に対しても緊張をおぼえ、疲れて嫌になってしまいます。

家以外の場所にでかけることは最小限におさえるため、ひきこもりがちになります。家族や親しい人の前ではなぜ平気なのでしょうか。

その人たちには、どんな自分であっても見られて良いと思えるからであって、そうでない人たちには、見せたくない自分があるからだと考えられます。

このように、黙っていたり、うまく受け答えできないように見えても、 本人は内心とても苦しんでいる場合があります。こういうことで真剣に困っている人が世の中にはたくさんいるのです。