社会不安障害 性格と病気の境界

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社会不安障害に悩む人は自分の悩みが「極度のあがり症」、 「心配性」など、性格によるものだと思い込み、 治療できる状態だとは思っていないことはよくあります。

性格とは、その人独特の思考の型、行動パターンととらえることができます。もって生まれた気質や育った環境などが性格に大きな影響を与えます。

同じ状況に直面しても「不安で耐えられない」と思う人もいれば、 「おもしろそう」と感じる人もいます。心理的な反応が違えば、その後にくる行動パターンが変わってきます。

性格? 病気?

これに病気が関係している場合はどうでしょうか。病気により行動パターンが作られているならば、 治療によって病気を改善することにより、行動パターンつまり性格を変える事が可能です。

不安や恐怖による苦しみが性格からきているのか、 病気からきているのか、その区別は容易ではありません。もしかしたら、その区別に大きな意味はないかもしれません。

それよりは、本人がいかに「生きづらさ」や「しんどさ」を感じているかというほうが重要です。

「性格だから治らない」とあきらめず、 不安や恐怖に悩まされることで生きづらさを感じているなら、 医師のもとで診察してみるのはいかがでしょうか。