社会不安障害 10人につき1~2人

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社会不安障害の傾向があると考えられる人の割合は、 10人につき1~2人と言われています。

「こんなことで悩んでいるなんて、自分は異常だ」と考えてしまうかもしれませんが、 同じような悩みを持つ人は多く、それを知らない人は大勢います。

社会不安障害が疾患として認識されてから今日までまだ日が浅く、歴史がありません。そのため、診断の基準も患者の統計もはっきりしていない部分があります。診断基準や調査方法、調査対象となった人々によっても結果は大きく変化します。

病院を訪れるのが遅め

社会不安障害は10代~20代と、比較的低年齢で発症すると言われています。ところが、実際に医療機関を受診するのは発症から数年~10年経過してからという人が多いようです。

これは、症状に苦しみながらも、 長期間助けを求めずに我慢している人が多いという現実を浮き彫りにしています。社会不安障害は「ほっておけば治る」というものではありません。

むしろ、苦手な状況を避け続けることにより、社会的に孤立したり、 うつ病など、他の病気の引き金になるなど、慢性化しやすいことがわかっています。何年も悩み続けて状況が悪くなるより、早めの受診を心がけたいところです。