寝言に返事をしてもよいか

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睡眠は心の病気にとっても重要です。

十分な睡眠をとらないと、 気持ちを落ち着かせる脳内物質のセロトニンが不足したり、 働きが悪くなるので、 うつになったり、攻撃的になったりします。

人は眠っている間に寝言を言うことがあります。 眠っている人の寝言に対して返事をすると、 その人の睡眠の邪魔になるのでしょうか。

人間は眠りに入ると、まずレム睡眠が始まり、 しばらくすると深いノンレム睡眠に入ります。 レム睡眠とノンレム睡眠はセットで発生し、 平均的には約90分サイクルで繰り返します。

寝言が出るのは夢を見ているレム睡眠のときに多いのですが、 深いノンレム睡眠中にも見られます。

レム睡眠中の寝言は喜怒哀楽の感情を伴ったものが多く、 ノンレム睡眠中には最近の出来事や今の状況に関するものがよく聞かれます。

隣で眠っている人があまりにもはっきりした寝言を言うと、つい質問したり、返事をしたくなります。

しかし、寝言に返事をすると、 眠っている人が目覚めなくなるとか死んでしまう、 という言い伝えもあります。

返事をするとどうなる?

では、寝言に対して返事をするとどうなるのでしょうか。

睡眠中にも「見張り番」と呼ばれる情報収集機能が働いているので、 寝言に対する返事を夢に取り込んだり、 もう一度寝言を言ったりすることがあります。

寝言に返事をしても健康を害することはありませんが、 睡眠の邪魔になることもありますから、 返事は小さな声でしたほうが良いでしょう。

寝言に対する返事の仕方でも眠っている人に気遣いを示せるのです。