「笑い」よく効く&副作用なし

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笑いは、よく効いて副作用のない薬のようなものです。私たち人間は、ほんの数分笑うだけでも益になります。

さらにわたしたちが病気と戦うために行なう他の治療法とは異なって、笑いは全く安全無害で、楽しいものです。

なくなるものと言えば、悪い雰囲気だけではないでしょうか。普通に考えてみて、怒りと楽しいのとどちらがいいと思いますか。

人間はこの感情のうち、どちらかしら選べません。怒るのは健康に悪いといいますが、笑っていると怒りはどこかへ行ってしまいます。たしかに、「笑いながら怒ったままでいるのは難しい」のです。

長い時間笑うと、心と体がリラックスして健康に良いという調査結果が出ています。ストレスを軽減するだけでなく、重い病気から助かる確率が高くなることもあるのです。笑いは、「体内で行なうジョギング」のようなものです。

様々な笑いに関する実験の結果、笑い続けると心臓の適度な運動になるだけでなく、痛みが和らぐことが明らかになりました。また、血行が良くなり、横隔膜の運動になり、血液中の酸素の濃度が上がります。

胸や首や顔や頭皮の筋肉、それに涙を出す目の筋肉の運動にもなります。実際のところ、健全な笑いには、悪いことが一つもないのです。

注意点

「笑い」には必ずしかるべき分別を働かせ、感情的にも身体的にも傷つけることのないようにするべきです。ユーモアを決して意地悪なものや不敬なものにしないようにしましょう。笑いを、批判の武器やけなすための手段にしないように注意が必要です。

生活の中に笑いを

詩人のラングストン・ヒューズはかつて、「ユーモアは、ありがたい夏の雨のように、にわかに大地と空気とあなたをすがすがしく、さわやかにしてくれることがある」と書きました。確かにユーモアは生活の中で重要な役割を果たすものと言えます。

ユーモアがあれば、自分のことを過度に重視しないように守られ、朗らかでくつろいだ気分でいられますし、他の人との関係も円滑になります。「笑い」があれば、逆境に対処しやすくなります。また、健康が増進することさえあるのです。

ユーモアは自分は苦手だと思う人でも、少しずつ練習すれば、上達します。鏡の前で笑顔を作るだけでもよい効果があることが知られています。このストレス社会の中にあっても、ぜひ生活の中に「笑い」が占める場を作り出しましょう。