適応障害の様々なタイプ 行為の障害型

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アメリカ精神医学会が定めるDSM-IV-TR(2000年発行)・DSM-5 (2013年発行)による診断基準によりますと、適応障害は6つの種類に分類されます。ここでは6つある適応障害のうちの4番目の「行為の障害型」を取り上げています。

タイプ④ 行為の障害型

行為の障害とは、規則違反や反社会的な行動のことで、法に触れることもあります。たとえば、万引きや飲酒運転、暴力行為、無断欠勤、公共施設に属する物への破壊行為などがあります。

そのような行為をしてしまう適応障害はこのタイプに分類されます。行為の障害を症状とする精神疾患は適応障害以外にもあります。

適応障害に併発することもあります。この場合も、似た病気との区別が必要になります。適応障害の場合、引き金となるストレスの原因があり、期間が6ヶ月以上に及ぶことはありません。

適応障害の他にも、この「行為の障害」を症状として持つ疾患があります。それには以下のような疾患が含まれます。

行為障害

素行障害と呼ばれることもあります。これは主に思春期の青年が反社会的、暴力的、攻撃的な行動をおこすことを言います。

反社会性パーソナリティ障害

行為障害・素行障害が主に思春期の青年が反社会的、暴力的、攻撃的な行動に適用されるのに対し、こちらは、18歳以上に適用される医学的な名称です。

内容は行為障害と同様の反社会的な行為などです。これが適応障害に併発する場合は女性に多いという報告です。

躁うつ病(双極性)

特に躁状態の時に、歯止めが利かなくなり違法な行為、迷惑行為、破壊行為をしてしまうことがあります。