カレーでストレス解消

カレー

心の病気の多くにはストレスが関係しています。たまったストレスを上手に解消できずに溜め込み、気づかぬうちに苦しい思いをしている人がたくさんいます。

私たちが日頃から何度となく食べているカレー。あのカレーにストレス抑制効果があるとしたら朗報ではないでしょうか。

カレーにはウコン・カルダモン・コショウ・コリアンダー・ハッカク・シナモン・クローブ・ナツメグ・ クミン・フェンネルなどたくさんのスパイスが使われています。これらのスパイスたちがストレス抑制に役立つようです。

カレー実験

20~50代の男性20名に参加してもらったハウス食品主催のカレーフォーラムでは、スパイスをたくさん使ったカレーとスパイスを除いた2種類のカレーを用意して実験がなされました。

20名を半分に分け、10人にはスパイスのたくさん入ったカレーを、残りの10人にはスパイスを除いたカレーを食べてもらい、その後の反応を調べるというものです。

唾液中に含まれるα-アミラーゼ(唾液アミラーゼ)はデンプンを分解する酵素ですが、同時にストレスの指標になることがわかっています。ストレスを感じた時には唾液中に含まれるα-アミラーゼが多くなります。

その人の唾液を分析すればストレスの度合いがわかります。実験では、ストレスを感じやすいテストを被験者たちに行ってもらい、ストレスを感じてもらいます。

その後、カレーのにおいだけを嗅いでもらったり、カレーを実際に食べてもらい、その後の反応を調査します。

カレーの香りだけでもストレス解消

結果はどうなったでしょうか。カレーの香りだけでもα-アミラーゼが少なくなっていました。つまり、ストレスが抑制されていたのです。

カレーの香りだけでもストレス軽減されるのであれば、食べることにも同様の効果があるのではないでしょうか。どうやらそのようです。スパイスを除いたカレーを食べたグループは唾液中のα-アミラーゼが多く、ストレスを感じていました。

スパイスが入ったカレーを食べたグループは唾液中のα-アミラーゼが抑えられており、これまたストレスが抑制されていたのです。実験の結果から、カレーにはストレス解消の効果があることがわかりました。

特にスパイスにそのヒントがあるようです。食欲がないときはカレーの香りだけでもよいというのがいいですね。市販のカレーにはたいていスパイスがたくさん入っており、美味しい味です。

ですから、特にどのメーカーのどのカレーが良いというわけでもなく、お好みのカレーでよいと思います。カレーには「甘口」・「中辛」・「辛口」がありますが、これも好みの問題かと思います。

好き嫌いもありますが、無性に辛いものが食べたくなるのはストレスが溜まっている証拠だと言われています。

「カレーでストレス解消」…誰もがストレスの多い時代に生活していますので、たまにはカレーを食べるようにしてみるのはいかがでしょうか。