全般性不安障害とは

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パニック障害が急激な発作を特徴とするなら、この全般性不安障害は慢性的に不安な気分を特徴とするものです。

全般性不安障害は精神症状と身体症状の二つに分けられます。精神症状としては、慢性的な不安、それもはっきりとした理由もなく、他人から見ればナンセンスなものです。

たとえば「なんとなく落ち着かずに、じっとしていることができない」、「漠然とした恐怖感」、「何事にも極端に敏感になり、常にびくびくしてしまう」というような症状です。

また、常識を超えた範囲で家族のことを心配したり、極端に将来を心配したりするという症状もあります。

全般性不安障害の身体症状には、自律神経が不安定になる、動悸や胸の苦しさ、発汗や吐き気、口の渇き、下痢、頻尿などの症状があります。

こういった症状が全部一度に出てくるわけではありませんが、常に重なっていくつかの症状がみられる場合、全般性不安障害が疑われます。

この全般性不安障害はパニック障害に比べると症状は軽いものの、治療が長引くというのが大きな特徴です。

特に、患者本人の性格が関わっている場合は、それに対して患者が客観的に見、かつ改善していこうとするときにはじめて快方へと向かっていくのです。