反社会性パーソナリティ障害と統合失調型パーソナリティ障害

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ここのページでは反社会性パーソナリティ障害と統合失調型パーソナリティ障害について簡単に説明しています。

反社会性パーソナリティ障害

これは、「反社会性」と呼ばれるように、良心の呵責を感じずに他人の権利を侵害・無視し、犯罪行為を繰り返す危険な人格障害です。

この診断がつけられるのは18歳以上と定められていますが、15歳以前から問題行動がみられることが多いです。

この人格障害を持つ人は怒りっぽく、攻撃的な性格をしており、ちょっとしたことでも暴力をふるうことがあります。

さらに、自分の個人的な欲求や利益のためなら平気でうそをついたり、他人を操作したりすることもあり、そういうことにたけています。

誰かを傷つけたり、物を盗んだりしても無反省で、自分の行為で生じた損害を償うことに無関心です。

そのため、何度となく反社会的な問題行動を繰り返し、警察や刑務所にお世話になることもあります。しかし、35~40歳を過ぎた頃から次第に落ち着いてくることも観察されています。

統合失調型パーソナリティ障害

この種の人格障害を持つ人は、自分から周りとの関係を避け、非活動的で変わり者とみられがちです。他の人にはまったく関心がなく、たとえ異性であってもそれは変わりません。

いつも一人で行動し、時には家族にも冷淡な情緒が観察されます。感情表現も乏しく、仕事や趣味などを含め、何かに夢中になることがほとんどありません。

他の人の自分に対する評価がよいものでも悪いものであっても、それにほとんど関心を示しません。このような症状ゆえに会社や地域社会の一員としてまわりになじむのは難しく、孤立しがちとなってしまいます。