てんかんの症状 大発作

大発作

てんかんの症状「大発作」

てんかんの症状にはいくつか種類がありますが、大発作はてんかんの中でも最も典型的な発作です。これは、数日~数時間前から気分がさえなくなったり、頭痛やめまいなどを感じます。

発作の数分~数秒前に感覚器や運動器、精神状態に予感・前兆があり、突然意識を失って全身性けいれんを起こします。

この全身性けいれんも最初に「強直(きょうちょく)けいれん」といって、足をつっぱって体に棒が入ったかのように体全体が緊張するけいれんが数秒~20秒ほど続く特徴があります。

その後、体全体がガタガタと揺れる間代(まだい)けいれんに移り、これが20秒~1分ほど続きます。けいれん終了後、もうろうとした状態になり、やがて睡眠状態となります。このように、けいれんそのものは1分~数分のものです。

呼吸が停止

はじめて見る場合、とても驚くかもしれませんが、慌てずに、どのようなことが患者の身に生じているのか、知っておくことが大切です。

けいれんの最中は呼吸が停止するため、チアノーゼ(顔色や指先などが紫色になること)が現れ、瞳孔が大きくなります。

発作が起きると場所を選ばずどこででも倒れてしまうので、けがをしたり、舌をかんでしまうこともあるのでできる限りの注意が必要です。

けいれんが治まると口から泡が出てくるのは、停止していた呼吸が回復し、口の中にたまった唾液を出すためです。患者により、このけいれんが相次いで起こる場合があります。

その場合は重大な後遺症などが残る可能性が高く、時に命の危険にかかわることもあるので危険な状態になっています。