薬物依存症

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薬物依存症は、アルコール依存症の場合と同じく、ある種の化学物質、薬物などを繰り返し服用しているうちにその物質に強い魅力を感じます。

そして、身体・精神両面で障害が出てきても「わかっているのにやめられない」状態になってしまいます。

その薬物を手に入れることが最優先となり、ほかのことが手に付かなくなります。コントロール不能の状態となり、社会的な生活を営むことが困難となります。

薬物依存に至るメカニズム

①精神的依存

依存症の原因となる薬物には精神状態に快楽をもたらす、もしくは心身の苦痛を軽減する効果があります。

そのために、再びその快感を味わいたいと願いから、次第にその薬物が手元にないといけないような状態となり、強迫的なまでにその薬物を求めるようになってしまいます。

②身体的依存

モルヒネ型などに多いもので、その薬物をやめるといわゆる離脱症状が起き、その症状がつらいためにさらに薬物を求めるという循環となります。

症状としては、極度の不安・興奮、不眠、意識障害、腹痛、吐き気、発熱、けいれん、失神などがあげられます。

③耐性

依存症を引き起こす薬物の中には、繰り返し服用しているうちに体に耐性ができ、徐々に薬の効果が減少してくるものがあります。

今までと同じ効果を得るために、薬の摂取量を増やさないといけなくなります。そのため、 体に取り入れる薬物の量がどんどん増えていってしまうのです。

このようなタイプは要注意

次に挙げるようなタイプの人は要注意です。

・小心でささいなことをくよくよと思い悩む人、特に対人関係が苦手で、不安感や不眠症を抱えやすい人。

・何事に対しても受け身で、人に依存しやすく、周りに流されやすい人。こういう人は仲間と遊び半分で手を出してしまうことが多いようです。

・嫌なことからすぐ逃げ、非社会的で協調性のないタイプ。こういう場合、一人で薬物を用いることが多くなります。

依存性のある薬物

依存性薬物には次のようなものがあげられます。

ヘロイン・コデイン、パビナール、アルコール、各種睡眠薬、抗不安剤、コカイン、リファナ、ヒロポン、覚せい剤、LSD、シンナー、ラッカー、ボンドなど