不登校

不登校

不登校とは、身体的な理由や経済的な理由など学校へどうしても行けないような理由もないのに、学校へ行かない状況をいいます。

なぜ不登校が起きるのかは難しい問題で、きっかけとして、ちょっとした心理的なストレスなどが誘因となります。

たとえば、病気やけがなどでしばらく学校を休んだり、天候やクラス替えなど環境の変化、あるいは試験の出来が悪かったり、先生から叱責を受けた、クラスでちょっとしたことで恥をかいた、いじめなど様々な誘因が考えられるわけです。

幼稚園児や低学年のうちは、きっかけがはっきりしていることが多く、不登校になっても一時的であることがほとんどです。

しかし、年齢が上がってくるときっかけ、理由があいまいになり、不登校も本格化することが多いです。

もちろん、誘因はあるとしても、根本は本人の生れてからこれまでの精神発達の過程や性格形成に関係してきた問題、家族・友人などとのいろいろな葛藤などの要素もあります。

個人や家族の問題だけでなく、日本の学歴至上主義社会の状況、学校教育にも問題があります。

初期・中間期・慢性期

不登校は初期、中間期、慢性期に分けられます。

○初期

最初は身体症状を訴える(腹痛、頭痛、だるいなど)。実際はそれほどつらそうでないのになんとなく学校に行くのをしぶる。

時間とともに元気になり、夕方には翌日の準備をしたりもするが、翌朝になるとまた行くのをしぶったりする。

○中間期

本当はいかないといけないのがわかっているのに、休むので罪悪感にさいなまれたりする。

親が無理に学校に行かそうとすると暴れたりすることも。

○慢性期

学校へ行かないことが当たり前となり、朝から昼にかけて布団の中で過ごす場合がある。

外出はめっきりなくなり、外界との接触をさけるようになる。

こうなると治療に連れて行くのも困難となる。

不登校の問題は簡単ではありませんが、あきらめてしまわず、不登校の相談を受け付けている窓口などへ相談し、適切な助言を受けるのも一つの案です。