心の病気 早期発見・解決

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「精神科」というとあまり良くないイメージを持っている人は少なくありません。

しかし、「自分は心の病気などではない」、「精神科にいったらおしまい」などと思い込みや偏見を持った人でも、いざ精神科やメンタルクリニックなどを診察してみると、何回かの通院でずいぶんと楽になり「こんなに簡単に解決するのなら、もっと早くくればよかった」と考えを変える人も多いようです。

ほかの病気と同様、心の病気も早期発見、早期治療だと、その分完治も早いのです。

心の病気の始まりというのは、なんとなく仕事や家事、勉強などをする気がしない、気持ちが落ち込んでいて鉛のように重い、何もかもがつまらなく思え、将来にも希望を持てない…といったような感じです。こういう状態が何日も続くようなら要注意です。

また、仕事上のつまらないミスが多くなる、集中力が欠けてくるといった場合や、通常の日常生活を送るにもかなりの努力が必要であれば、それは重要なサインと考えられます。

加えて、睡眠の状態は大切なバロメータです。憂うつな気分と共に眠れない、眠れても朝早く目が覚めてしまい、その後ずっと眠れない…こういったことが何日も続くようならほっておかないほうがいいでしょう。

心の病気が体の異変となって表れることも多々あります。この場合、体に現れた症状だけを治療しても根本原因が改善されていないかぎり、なかなか完治しないものです。

こういった状況以外にも、たとえば「生きる目標を亡くした」「生きていてもつまらない」「生きる意味を模索したい」といったような理由でも精神科を訪れてもいいのです。

周囲の支え・協力

心の病気の場合、本人が気付かない・自覚できない場合も多いです。そんなときに重要になってくるのは周囲の人たちです。

たとえば…本人が食欲や元気がなく、学校や会社を休んだり、遅刻しがちだったり、以前好きだった事柄に興味を無くす、今まで習慣としてきた活動を理由なくやめてしまう、つまらないミスを連発する…こういった場合はおかしいと感じます。

また、なんとなく言動がおかしくなってきた、部屋に閉じこもりがちになった…こういう場合でも受診を勧めてあげたり、付き添って受診したりしてあげるといいかもしれません。

なんとなくおかしいとは思っていたものの、そのままにしておいたら、突然自殺してしまったという例もあるのです。