心の病気の治療中の心がけ 再発防止のために

医師との連携

自分が関係している病気について熱心に勉強すると、下手に素人判断が働きがちですが、やはり治療については専門の医師の方法に従うのがベストです。

医師と二人三脚で分からないことや、うまくいかないことなどを相談しながらしてゆくのが理想的なのです。
薬についても、せっかく処方してもらったのに、「睡眠薬や精神安定剤は危険」と偏見や思い込みで服用しないと治るものも治りません。

また、薬を服用すると調子が良くなったからといって、勝手に回数を減らしたり、途中でやめてしまうのも問題です。

患者にとって必要な量、服用期間など、最良とみなした分が処方されていますから、勝手に変えることは避けるべきです。

薬の副作用などが生じる場合もあるので、それによりつらい時やどうしても変更したいときには、医師に相談して、許可を得た上ですべきです。

再発防止のために

心の病気にかかりやすい人というのは、もともと真面目な人が多いものです。

病気がよくなったからといって、今まで迷惑をかけた分と取り戻そうとするかもしれませんが、決して無理はしないことです。

気持ちの上では「もう大丈夫」と感じるかもしれませんが、体が気持ちに十分ついてこれるようになるまでに長い時間がかかるので、徐々に慣らしていくことが大切です。

再発防止のために、かつて100%の力を出していたところを70~80%に抑えるくらいの気持ちでいてください。

そろそろ疲れてきたなと感じたら、早めに休むという新しい習慣も身につけるといいでしょう。

規則正しい生活を送るのも助けになりますバランスのよい栄養豊富な食品を取り入れ、十分の睡眠・休息、ウォーキング、ジョギングのような適度の運動をするのもよいでしょう。

趣味の時間をとる

「仕事だけ」「家事だけ」「勉強だけ」というふうに「…だけ」生活は潤いがないものです。

何か楽しめたり、没頭できるものがあれば、人間の心はそうでないときに比べて強化されるものです。

「趣味というのは遊びなので、いつだってできる」と思うかもしれませんが、自分の好きなことをしてストレスを解消することにはとても重要な意味があります。

じつは人間は遊びの時間というのが必要な生き物なのです。

ぜひ、自分自身が「楽しい」と思える事柄を見つけ、生活の中に取り入れてゆきましょう。

多くの人と接する機会をもつ

心の病気になりやすい人は、性格的に割と固くて几帳面すぎるようなところがあったりします。

心が柔軟であるというのは再発防止に役立ちます。

そのためにいろんな人と接し、十人十色の考え方を刺激を受けながら、「いいな」と思えるところを吸収していくのもよいでしょう。

見方、考え方が広がると、心の病気になりやすい考え方からいつの間にか離れていけるかもしれません。