あなたはポジティブかネガティブか?

どう捉えるか

この広い世界には2種類の人間がいます。ひとつはポジティブな人間で、もうひとつはネガティブな人です。積極的か消極的か、プラス思考かマイナス思考かなどと言い換えることもできます。

時と場合によってポジティブになったりネガティブになったりするかもしれませんが、誰でもどちらかの傾向が強いものです。

では、あなたはどちらの傾向が強いタイプの人でしょうか。以下に8つの質問があるので、自問自答してみてください。

  1. どうせ自分の人生はうまくいかない、と思うことがありますか(Yesなら-1点・Noなら0点)
  2. 幸福に感じるときより、不満や怒りを感じることが多いですか(Yesなら-1点・Noなら0点)
  3. 人の長所を認めるより、悪口や批判をよく口にしますか(Yesなら-1点・Noなら0点)
  4. 自分は他人より劣っていると思うことが多いですか(Yesなら-1点・Noなら0点)
  5. 楽しい話をしたり、よく笑いますか(Yesなら+1点・Noなら0点)
  6. 自分は恵まれた人間だと思いますか(Yesなら+1点・Noなら0点)
  7. うまくいかないことがあっても、成功を信じて進んでいきますか (Yesなら+1点・Noなら0点)
  8. 現在の暮らしに満足や感謝を覚えることが多いですか(Yesなら+1点・Noなら0点)

以上の8つの質問に答え終えた時、合計点がプラス4点からマイナス4点のどれかになっているはずです。

合計点がプラスになるほどポジティブな人で、逆にマイナスになるほどネガティブな傾向が強いといえます。

単なる性格の相違ではない

ポジティブな認知の傾向を持っている人は、積極的な感情をいだきやすく、行動もポジティブで、他人に対してもフレンドリーになりやすいといえます。

逆にネガティブな認知の傾向が強い人は、ネガティブな感情にとらわれやすく、他人に対しても必要以上に攻撃的になったり、防衛的になったりしやすくなります。表面的には従順に振舞っているように見えても、心の中では反発や攻撃の気持ちを抱きやすいという面があります。

こうしたものの捉え方である認知の傾向は、自分自身の気持ちの安定度だけでなく、対人関係にも影響します。また、レジリエンス(精神的回復力、抵抗力、復元力、耐久力など)とも深い関係があり、些細な事で傷ついたり、立ち直るのに時間がかかったりします。

ポジティブ、ネガティブというのは単なる性格の違いのように考えられることもありますが、そこが違うだけで、生活における満足度や社会的な成功、ストレスへの過敏さ、健康にまで影響が及ぶのです。

ネガティブがポジティブかは自分自身がほとんど知らない間に身につけたものですが、認知の偏りは自分の自覚と努力によって変えることができるものです。

ここではポジティブかネガティブか考えましたが、一口にネガティブといってもそこにはいくつかの要因が絡んでいます。

その要因ともいえる完璧主義や二分化思考について「ネガティブな人にひそむ完璧主義や二分法的な認知」のページで注目しています。