「病気不安症」 重い病気かもしれないという極度の不安

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あなたは自分がひどい病気かもしれないという不安を感じたことがありますか。

たとえば健康診断で数値の異常を知らされたり、身体のある箇所に違和感を感じたりして、病気の不安を感じることがあるかもしれません。

しかし、特にこれといった根拠もなく、自分が重い病気にかかっているのではないかという強い不安をずっと感じる場合はどうでしょうか。そんな病気が実際に存在します。

「病気不安症」は自分がとんでもない重い病気にかかっているのではないかという極度の不安を伴います。これには以下のような診断基準があります。

病気不安症 診断基準

A.重い病気になっている、もしくは病気にかかりつつあるという強い思い込みがある。

B.本人が気にしているような病気は現実には存在しない。もしくは存在してもごく軽度である。

C.健康に対する強い不安が存在し、自分の健康状態について容易に恐怖を感じる。

D.過度の健康関連行動を行う(たとえば、繰り返し身体検査を受けて確認するなど、必要以上の行動が見られる)
その逆に、過度に健康関連行動を避ける(検査や病院をとにかく避けるなどの行動が見られる)

E.病気についての不安を6ヶ月以上感じている(その間に不安対象の病気は変化するかもしれない 心臓病かも→ガンかも…というように)

F.その不安は他の精神疾患では説明できないもの(似たような症状を示す全般不安症、醜形恐怖症、強迫症、妄想性障害、パニック症などには当てはまらない)

2種類の型

上記の診断基準が当てはまる場合、それは「病気不安症」です。病気不安症には、2種類の型があります。ひとつは、医療を頻繁に利用して自分の健康を確認しようとする「医療を求める病型」です。

もうひとつは、医療をめったに受けない、避けようとする「医療を避ける病型」です。検査しても特に異常が見つからない場合、次に行くべきなのは心療内科です。

あまりにも長い間強い不安を抱えていると本当に病気が発生しかねません。もしかして…という心当たりがあるならば、早めに心療内科か精神科、メンタルクリニックへ行ってみましょう。