演技性パーソナリティ障害と自己愛性パーソナリティ障害

自己愛

このページでは、演技性パーソナリティ障害と自己愛性パーソナリティ障害について簡単に説明しています。

演技性パーソナリティ障害

この障害は、人生の早い時期に発症することが多く、とくに他の人の注意を引こうとする点が特徴的です。どんな時でも自分が注目の的になっていないと楽しくなく、認めてもらえないと感じてしまいます。

それゆえに、常に周りの注意を引こうとして人を操作したり、実際に騒動を引き起こしてみたり、うわさ話をしたりと様々な方法で注目を集めるのを得意とします。なかでも、異性に対しては極端に誘惑的、挑発的で、異性の注意をひくために服装やヘアスタイルなど、自分の外見の高感度を上げるために時間やお金をつぎ込む場合が多くあります。

他の人の意見や流行に簡単に影響されるという一面もあります。

自己愛性パーソナリティ障害

ナルシストと呼ばれる人がこのグループに入る可能性が高く、これも成人早期に発症することが多いと言われています。自分は特別な人間だと思い込み、他の人から賞賛されたい、尊敬されたいという欲求が人一倍強いのが特徴です。いつも自分中心に世界が回っている人ともいえます。

自分自身の能力を過大評価しており、自分の成し遂げたことを誇張して伝えたりすることがあります。自分の努力や成し遂げたことに対して他の人も同様に評価するものと思い込んでおり、期待はずれの評価をされると憤りや驚き、自尊心の低下などを感じます。

その反面、他人の才能や能力、功績などを過小評価しがちで、見下したり、批判的だったりする面があります。他人に対しては、自分に協力的、賛同的、自尊心を持ち上げてくれる場合にだけ親密な関係を持つことができます。しかし、それ以外の人への共感性はほとんど持てず、親密な関係を持つこと自体が困難です。

自分自身の関心事や悩み、心配事などは相手にくどくどと細かく話すものの、他人からの悩み相談や、心配事を聞くとなると無関心、ひどい場合には軽蔑、いらだちを示すこともあります。当然のこととして他人からは傲慢で自己中心的、自分勝手、他人に冷たいなどとマイナスの評価を受けることが多くなってしまいます。