認知症予防 化粧をして誰かと話し、テレビで見たことをやってみる

化粧道具

発症すると無気力やうつ症状がでることもある認知症。予防のためにどんなことができるでしょうか。ここではいくつかの提案を取り上げています。認知症といえば高齢者のイメージがありますが、若年性認知症は増加しており、早い人であれば10代で発症します。

化粧をする

人と会うことを意識・想定した積極的な行動は物忘れ防止につながります。ですから、特に誰かと会う予定のない日であっても、朝はきちんと化粧をしたり、洋服やアクセサリーなどの身だしなみに気を使うことは普段からできる予防法のひとつです。

認知症になってしまうと、夏服・冬着などの感覚を失い、気温に合わないような重ね着や薄着をしたりします。どうやって服を着たらいいのか、着方そのものがわからなくなったりもします。そのようなことをできるだけ防ぐためにも普段から身だしなみには気を使ってまいりましょう。

最近では化粧療法と称するものも存在します。年配の方を専門に化粧するグループが高齢者介護施設を訪問して化粧を施します。すると、そこの人たちは大抵、笑顔になって元気になります。女性はいくつになっても化粧をすると気分が晴れるものです。

オリーブオイル

オリーブオイルも認知症予防になる成分を含んでいます。オリーブオイルの産地であるヨーロッパ、地中海地方の人々にアルツハイマー病の発症が少ないといわれています。オリーブオイルに含まれるオレイン酸がアルツハイマー病患者の脳内に蓄積される原因物質「アミロイドβ」の量を減らすといわれています。できるだけ取り入れるようにしましょう。

誰かと話す

老化の影響で衰えてゆく脳にとって、誰かと会話することは良い刺激になります。年の離れた人と一緒にいて、会話したり、なにかを楽しんだりするのも役立ちます。年をとった人が若い人と接することにより、脳が活性化され、気持ちも若返ります。

とにかくいけないのは気持ちの面で刺激もなく、しおれてゆくだけの花のようになってしまうことです。ずっと一人きりで過ごすのはよくありません。事あるごとに誰かと過ごすことが予防になります。

テレビで見たことをやってみる

認知症の患者さんの中には一日中テレビをボーッと見ている人がいます。友達も少なく、1週間だれとも会わないという方もいます。そんな中で少しでもできることがあるでしょうか。

できることのひとつは、テレビを見ながら気になったところのメモをとることです。「書く」という行為により記憶が定着し、漢字を思い出すことにつながったりします。書いたこと、見た内容などを誰かに話すのも役立ちます。「書く」にしても、誰かに「話す」にしても、自分の脳から情報を発する行為なので、良い刺激となるわけです。

また、テレビなどで得た情報を実行に移してみるのもいい方法です。体に良い食品が紹介されればメモを取り、誰かに話し、スーパーなどで購入して試してみることや、紹介された名物を食べたり、名所を訪れたりといった行動です。このような一連の行為を行なうことがテレビの前でボーッと一日中過ごすよりはるかに良いのです。