次男・次女・中間子の特徴

中間子

少子化の傾向が強まる今日この頃、上に兄や姉を持ちながら、下に弟や妹のいる次男・次女、もしくは多兄弟の一番上でも末っ子でもない中間子の存在はますます貴重になっています。

ここではそのような次男・次女・中間子の特徴について注目しています。ただ、第二子であると同時に末っ子である場合には、末っ子的な性格を帯びる傾向が顕著になるようです。

アグレッシブ

長男・長女とは異なり、第二子は生まれた時から親の愛情や時間を分かつ競争相手が存在します。兄や姉という、目標・ライバルとなる背中が生まれた時から存在するため、いつか追い越してやろうという願望を持っています。

ですから、アグレッシブ、野心的、自己アピールの強さなど、共通する特徴がよく観察されます。

長子の特別扱いされた育ちが脇の甘さや夢見がちなところを生み出すのとは対照的に、第二子に見られる野心や上昇志向には、現実性と地に足がついている感じのしっかりしたところが見られます。危険に対し用心を怠らず、周囲への目配りも忘れません。

また、権威に対して素直に服従するというよりは、容易に同意せず、自分の考えに固執する傾向があります。

中間子は大抵の場合、長子や末っ子に比べて、愛情をかけられる機会が少なかったため、不遇感を抱きやすく、愛情不足の影響が頑固で反抗的な態度になって表面化し、性格の一部となるのではないかと考えられます。

現実的な安定優先性格になることも

第二子が競争を好まない性格だったり、野心的でなかったりすることもあります。一番になることは早々とあきらめ、ほどほどで満足するという生き方を身につけるのです。そうすることで、余計な摩擦や落胆を避け、分相応の分け前を確実に得るところに落ち着きます。

この手の中間子は、大きな野心やトップになることにはあまり関心がなく、堅実さや安定感を優先します。現実的な生活のバランス感覚に優れ、うますぎる話には胡散臭さをすぐに感じ取り、冷静に対処するため、騙されたり足をすくわれる失敗はほとんどありません。

長子のように相手によく思われようとして、自分から損なことをしてしまうような甘さはなく、冷静に相手を観察し、簡単には信頼しません。お世辞や甘言に対しても浮つくことなく、厳しい交渉をするのに長けています。

自立能力や個性の強さ

長子の場合は幼いころ、問題が生じたらすぐに誰かが何とかしてくれたので、大人になってからも対処が後手後手になりがちです。それと比べると、中間子は放置されたり、後回しになる機会が多いため、早くから「自分のことは自分でする」という自立能力が身につきます。

また、自分からアクションを起こさなければ何もしてもらえなかったというその経験から、自分で対処するか、自分で対処できないときは人に助けを求めるということがたやすくできます。この人に自分から進んで助けを求める行為は長子にとって苦手かもしれません。

また、中間子は長子や末っ子のように十分な庇護を受けられなかったために、頼みとなるのは自分の力やセンスという感覚が育ちやすいようです。

手をこまねいていたのでは生き残っていけないという危機意識が鋭いため、個性の強さや主張の強さがあります。好き嫌いがはっきりしていることもよくあることです。

こうしたことは、幼いころ中間子が優先されず、あまりかまわれなかったことの裏返しでもあります。いつも優先された長子が自己肯定感が強いのに対し、中間子は自分のことを優れた存在とは思いにくいのです。

第二子や中間子が社会的スキルや忍耐力の点では優れているにもかかわらず、大成功しにくい理由はこうした自己肯定感の低さにあるのかもしれません。