ADHD 子どもとの摩擦を減らす

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摩擦を減らす

子供の幸福と健康を増し加えるには、秩序と安定性のある環境を整えることが大切です。家庭の中での親子の摩擦を減らす効果的なプランとして、手始めに生活様式を簡素化するのがよいかもしれません。

このような子供たちは衝動的で、気が散りやすく、過度に活動的ですから、刺激が強すぎることのマイナス効果を減らす必要があります。それで子供が遊ぶとき、一度に多くのおもちゃを与えないようにします。

また、一度に一つの仕事、あるいは課題に取り組み、それを完成させるようにします。多くの場合、こういう子供たちは考えの整理ができないため、それができるようになれば欲求不満を最小限に抑えることができます。

扱う物の数が少なく、またそれらが手近な場所にあれば、大切な事柄がそれだけ行ないやすくなります。家庭でのストレスを減らす別の効果的な方法は、よく計画された、融通のきく手順を定めて実行し、子供に安定感を持たせることです。

時間の予定よりも順序、つまり物事を行なう順番のほうが重要です。

提案

次のような実際的な提案を取り入れると成功するかもしれません。

・簡素でバランスのとれた食事とおやつを、決めた時間に食べさせて適切な栄養を与える。

・子供を寝かせる前に決まって行なう事柄を、温かく、愛情を込めて、なごやかに行なう。

・買い物は、非常に活動的な子供には刺激が強すぎることがあるため、前もって計画し、あちこちの店に行かないようにする。

・外出する時には、どんな振る舞いを期待しているか説明する。

手順を明確に定めておけば、特別な配慮が必要な子供たちは、自分の衝動的な行動をコントロールしやすくなります。

加えて、親が事態を見越す助けにもなります。計画性に加え、おおまかな決まりを作り、譲れない決まりを破った場合にどうなるかを決めておくのも有益です。

秩序と一貫性

首尾一貫した、また二親が同意できる明確な決まりがあれば、子供は許されている行動の限界が分かり、自分の行動に責任を持つべきことを学びます。

また、(子供はもとより、親も覚えておくために)もし必要ならば、決まりの一覧表を見やすい場所に掲げます。一貫性は感情を安定させるかぎです。

子供の好き嫌いを理解し、それに合わせることも、家庭内で不必要な緊張を和らげるのに大いに役立ちます。

多くの場合、このような子供たちは、彼ら特有の気まぐれで衝動的な性質ゆえに、他の子供たちとの交流が非常に難しくなりがちです。

特におもちゃの共用は、とりわけ争いのもとになるかもしれません。ですから親は、そのような子供がほかの子と一緒に使えるような、好きなおもちゃを選ばせるかもしれません。

さらに、子供の遊び友達を少人数に抑えるとか、興奮しすぎないような遊びを考え出すなどして、子供が受ける刺激の度合いを抑えることも、すぐに表われがちな過剰反応をコントロールする助けになるでしょう。

親は、子供を不必要に型にはめ込むことを避け、その子なりの育ち方をする余地を設けることが大切です。もし子供が毛嫌いする食べ物や衣服があれば、取り除いてください。

こういうささいな事柄は口論するだけの価値がありません。基本的には、万事をコントロールしようとせず、釣り合いを保つことが大切です。