シゾイドパーソナリティ障害(スキゾイドパーソナリティ障害) 接し方

Schizoid

シゾイドパーソナリティ障害の人にどのように接すればよいのでしょうか。シゾイドパーソナリティ障害(統合失調質パーソナリティ障害)の人は他人への関心が薄い分、自分の世界を大切にしています。

それは自分だけの世界であり、他人が不用意に近づいてこようものなら、侵入の脅威とみなします。彼らにとって自分だけの孤独な居場所は神聖な領域で、他人には立ち入ってほしくないのです。

むやみやたらとプライベートな質問をしたり、馴れ馴れしい態度をとったり、親しいから何をしても大丈夫、といった接し方は禁物です。親しく接近してこられるだけでも、この手の人には強い脅威をあたえてしまうことがあるからです。

ですから、少し遠目の距離から感情はできるだけ抑えて、淡々と接するのが正解です。接するのも、あまり長時間にならないように気をつけましょう。

親しい友人レベルではなく、事務的なレベルで接してあげると彼らは安心します。彼らの神聖な領域に土足で踏み入れるようなことをせず、時間をかけて遠いところから静かに関係を築いていくことができます。

仲睦まじさを期待しない

シゾイドパーソナリティ障害の人は関係が親しくなるにつれて遠ざかるという特質を持っています。追いかければ逃げてゆくのです。基本的にシゾイドパーソナリティ障害の人は独身向きです。

ですから、男女間の恋愛になると問題が発生しやすくなります。2人が親密になるにつれて、シゾイドパーソナリティ障害の人は自分だけのテリトリーに侵入されるような気がして、冷めてゆきます。

適度な距離を保って付き合ってゆく蛋白な2人ならうまくいくかもしれませんが、イチャイチャ・ベタベタしたいパートナーだとたいてい破綻します。

シゾイドパーソナリティ障害の人が異性と交際する場合、何年付き合ってもお互いの距離が縮まらないのが普通です。彼らにとって求められたり、頼られたりするのは負担だからです。

この特性を知らずに交際すると、相手はとまどいや落胆を経験することでしょう。シゾイドパーソナリティ障害の人に仲睦まじさを期待してはいけないのです。

異性でも同性でもうまくいく条件として、同じ趣味や関心事があり、近すぎない適度な距離を保ち、互いの世界を尊重して、むやみに相手のテリトリーに侵入しないといったことが挙げられます。

彼らは一人で十分楽しんで生きているので、一人ぼっちでかわいそう、誘ってあげないとかわいそう…などの気遣いは無用です。パーティーや旅行、遊びといった他人と接しなければならない行事には誘わないようにしましょう。