人間関係が楽になる7つのヒント

人々

人間関係でうまくいかないと私たちの気分は多かれ少なかれ影響を受けます。ここでは、人間関係が楽になるために役立ちそうな7つのヒントを取り上げます。

①困ってもいい

まずは人間関係で悩んだり困ったりすることは誰にでもある、ということです。私たちは出会うすべての人といつも仲良くできるほど完全ではありません。

相性や個性、性格、価値観など個人差があるわけですし、普段仲の良い人同士であっても時には喧嘩するものです。

日本人はとりわけ「和」を大事にする国民ですから、自分を犠牲にしてでも、相手の気分を害さないよう、気を遣い合うという共通の心理があります。

この昔からのモラルが破壊されつつある今日、自分が潰れてしまうまで相手のことを我慢したり、相手の気持ちなどかまわず我が道を強引に突き進む人が増加しています。

こんな世の中ですから、人間関係で困ったり悩んだりすることは特別なことではなく、誰にでもあるのです。

②完璧を求めない

お互いの間で何かの問題が生じると、問題にばかり注意を奪われがちになります。そうなるのはもっともなことですが、ここでは一呼吸おいて、「完璧な人間関係など存在しない」ことを思い起こすことが助けになります。

うまくいくこともあれば、失敗することもあるのです。いくら家族でも恋人でも別個の違う個性を持った人間ですから、完璧に一致する価値観を持っているはずがありません。

ですから、「何でもわかってもらえるはず」、「こんなに仲が良いのだから、自分たちの間に問題なんか起きない」などと期待するのは禁物です。むしろ、「違って当然」くらいの考えでいたほうが楽でしょう。

③意見の食い違いを恐れない

相手に嫌われるのを恐れて、自分の意見や好みをいつも押し殺しているでしょうか。グループとしての仲が大切だから、少しでも意見の食い違いはよくないと思って、自分の気持ちを抑えて込んでいるでしょうか。

しかし、現実問題として、少しくらい意見が食い違ってもお互いの関係がダメになることはありません。逆に違うところを認め合うことによって、お互いに成長できます。

あまりにもささいなことで意見が衝突し、関係が脅かされるようであれば、どんなに配慮してもいずれどこかで破たんすることになるでしょう。多少の意見の食い違いがあるほうが、その違いを認め合うことによって絆が強くなるのです。

④言いたいことを伝える

言いたいことを言えないばかりに気持ちがモヤモヤしたり、相手に対して悪感情を持ったりしていないでしょうか。

自分自身の中で言いたいことが言えないまま相手に接していると、相手もどことなく違和感を感じるものです。黙っていたために後で関係がこじれてしまっては残念です。

時と場所とタイミングを選んで相手の気持ちに配慮しながら伝える少しの努力さえすれば済みます。どうしても言いにくいことはメールや他の人に伝えてもらうこともできます。

言いたいことをずっと我慢して、ストレスをため込んでしまったり、相手との関係が悪くなったりするのを防ぐようにしましょう。そのための最善の方法は、言いたいことを伝えることです。

⑤具体的な問題点は何かを考えてみる

人間関係で何らかの問題が生じた時には、イライラしたり、相手のことが嫌になったり、批判したりと、自分自身の側に良くない反応が現れます。

そんな気分になったときは、そのままでいても何の解決にもなりません。今、どうして自分がそのような気持ちになっているのか、実際の問題は何なのか、どの部分でうまくいっていないのか、丁寧に考えてみることが大切です。

具体的な問題がわかれば、それに対処することによって、自分の中に生じた悪感情や批判も自然と消滅してゆくはずです。まずは、何が問題になっているのか、原因をはっきりさせるようにしましょう。

⑥自分や他人のことを認める

人間関係で問題に陥ったときは自分を責めたり、相手を責めたりしがちです。

しかし、自分自身を含め、誰かを「責める」行為というのは、何の解決にもなりません。相手を責めた場合、相手は防御を固めて、心を閉ざすか、反撃に出るかして、余計に問題が大きくなるばかりです。

自分もほかの人も皆、長所もあれば短所もあります。短所を認めるのは簡単ですが、ここでは、長所を認めること、ありのままを受け入れることです。ありのままを受け入れるととても楽になるものです。

⑦思い込みに注意

客観的にみると、どちらも誤解していたり、思い込みによって早急に決めつけていたりすることが原因で人間関係にひびが入ることがよくあります。

人間は思い込みやすい生き物ですから、マイナスの方向へ思い込んでしまうとそれは少しずつ態度に表われます。誤解に基づく態度の変化は相手にも伝染し、「私のことが嫌いなんだろうか」という不安を呼び起こします。

不安が「わたしのことを嫌いに違いない」という確信に変わるまでそんなに多くの時間はかかりません。こうなるとお互いの距離はどんどん遠くなり、溝は深まってゆきます。

自分自身が思い込みや早急な判断で決めつけていないか、立ち止まって考えてみることも大切です。