不安型愛着障害 自分の価値は他人が決める

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不安型愛着スタイルを持つ人はその自尊心をどこに見出すのでしょうか。安定した愛着スタイルを持っている人の場合、極端にいえば、誰からも愛されなくてもだいじょうぶです。自分の価値は他人に依存していないからです。

しかし、不安型の人にとって、自分が愛されているかどうかは他人が自分を愛してくれているかにかかっています。

自分の価値が他人に依存しているのです。これは、同じ愛着障害でも回避型愛着障害の人からすれば、想像できないことです。

回避型スタイルの人は、愛情をそれほど重要なものとは感じません。口に出して表現したり、あからさまに求めたりするようなものではないからです。

自分の価値は他人が決める

不安型愛着スタイルの持ち主は、親しい人やパートナーが自分をどのように評価するかによって自分の価値を決めます。

愛されていると感じると自尊心が保たれ、自分は価値ある存在だと思うことができます。しかし、愛されていないと感じると、自尊心は崩壊し、自分は何の価値もない人間だと落胆します。

幼いころ、親に愛情を求めても拒否されたり、何らかの理由で必要な愛情を十分に受けなかった結果、自己肯定感が低いものと思われます。

ですから、自分の価値を自分自身で認めることができず、他人の評価に依存してしまうのです。

他人からの評価はそのまま他人への評価になる

他人からの評価はそのまま他人への評価に反映されます。自分に良いことをしてくれ、愛されていると感じた場合、同じだけの愛情を返そうとします。

しかし、それらが与えられないとなると、不安や怒りをぶつけ、パートナーの存在そのものさえ無意味になってしまうのです。

受けたら返すことができますが、与えてくれない人に対して自分から辛抱強く愛情を与えてゆくということはできません。