不眠対策 眠りの波は3種類

良い眠りを

日本人の5人に1人は眠りに対する悩みをもつという眠らない国、日本。今より眠りの質を改善したいと願っている人は多くおられると思います。

私たち人間にある眠りの波について理解しておくのは役立ちます。その眠りの波は3種類あることがわかっています。眠気の波が自分の場合にどのタイミングでやってくるかを知っておくことがポイントになります。

24時間周期

これは俗に体内時計といわれるもので、24時間ごとにやってくる眠気です。概日リズム、サーカディアン・リズムとも呼ばれるものです。ラテン語でサーカは「約」、ディアンは「1日」を意味しています。

ですから、サーカディアン・リズムとは「約1日のリズム」というわけです。その名前のとおり、サーカディアン・リズムはきっちり24時間というわけではなく、24時間より少し長い時間です。

実際の1日は24時間なのに、このサーカディアン・リズムは24時間+何分なので、このサーカディアン・リズムに合わせているとずれてきます。この「何分」かは個人差があり、平均60分程度ではないかと言われています。

いつも眠りたいだけ眠っていると、だんだんと眠るのが遅くなってしまって、昼夜逆転に向かうのは、この体内時計がきっちり24時間ではないからです。。

毎日のリズムを崩さないために、いつも同じ時間に起きるようにすることが役立ちます。眠気は「最後に目覚めてからどのくらいの時間が経過したか」にも左右されるからです。

毎日同じ時刻に起床することにより、「24時間+何分」の「何分」の分を打ち消すことができます。

12時間周期

24時間周期に次いで強い眠気であると言われるのがこの12時間周期の眠気で、サーカセメディアン・リズムと呼ばれています。

1日2回、眠気がやってきます。その時間には個人差があります。昼間にも眠気がやってくるのはこの眠気の波が来ているためと考えられます。

90分周期

もっと短い90分という周期でやってくるその眠気の名前は、ウルトラディアン・リズム(超日リズム)といいます。

90分だと、1日16回の眠気がやってくる計算になります。12時間周期の眠気であるサーカセメディアン・リズムについで3番目に強い眠気になります。眠気がやってきたときは、このどれかの波がきていると考えられます。

自分の眠気の波がいつ訪れるのか個人差があるので一概には言えませんが、強い眠気がやってきたらそれは眠気の波が到来しているので、それを逃さないように床につくならよりスムーズに入眠できるでしょう。

「眠いけれども、あと少しで終わるから」と、勉強なり仕事なりを、ひと頑張りしていると眠気の波が去ってしまい、次の周期がやってくるまで全然眠くなくなったりします。

このような3種類の眠気の波があることを知って対処すると、良い眠りをするうえで大いに役立ちます。