不安型愛着障害 いつも気をつかってしまう

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仕事や学校などの様々な人間関係においていつも周囲に気を使っている人がいます。

もしも、相手が不機嫌だったり、無愛想だったりすると、自分は嫌われているのではないか、自分が何か怒らせるようなことをしたのではないかと不安になります。

過剰な気づかいで、気づかいばかりが空回りしてしまうようなこのスタイルは不安型愛着障害のスタイルでもあります。不安型の人は、相手の表情や述べたことに敏感で、すばやく読み取ることができます。

しかし、その解釈は不安要素がプラスされるために相手が怒っている、相手から嫌われているなどと誤解してしまうことが多いです。

嫌われていないか

不安型の愛着スタイルの人にとって、とにかく大切なのは「人に受け入れられるかどうか」「自分は嫌われていないか」ということです。

不安型の人は、自分が相手に送るメッセージに相手が大きな関心を持っていると思い込みがちです。

「よく思われたい」というその自分の気持ちや努力に対して、相手も同じほど気にとめてくれていると期待しているのです。

実際のところはどうか

では、実際のところはどうなのでしょうか。周囲の人は、本人が思っているほど相手のことを気にしていません。

だれでも、考えなければならないことがいろいろとあるので、そんなに気にしてはいないのです。

ですから、不安型の人が送るメッセージが届かない、もしくはまったく気づいてもらえないパターンが多くあります。

しかし、本人はそんなことを知らずに周囲のことを考えすぎてしまいます。不安型というその名のとおり、「自分は嫌われていないか」と不安がいつも頭をよぎってしまうのは基本症状のひとつなのです。

ですから、不安型愛着スタイルの人に「気のつかいすぎですよ、あまり気にしないでも大丈夫ですよ」と言ってあげたところで、本人が途端に他人に気を使わなくなることはないでしょう。